医療介護関係者の研修
令和5年度 多職種連携研修会
開催日時:令和6年2月12日(月・祝)9:30~13:30
会  場:高松市医師会5Fホール
テ ー マ:「BCP(業務継続計画)を支える多職種連携の輪から全ての人がつながるために~」
今後起こりうる災害に備えるため、「BCP(業務継続計画)を支える多職種連携の輪~すべての人がつながるために~」をテーマに医療介護関係者向け研修会を開催いたしました。

〖基調講演〗
 【演題】「今こそ求めれれるBCP~準備と連携がすべて~」
 【講師】ミネルヴァベリタス株式会社 顧問 本田茂樹氏
     介護サービス類型に応じた業務継続計画(BCP)作成支援業務一式
     障害福祉サービス類型に応じた業務継続計画(BCP)作成支援業務一式
 
 不測の事態が発生しても、重要な業務を中断させてはいけない、中断しても可能な限り短時間で復旧させるための方針、体制、手順等を示した計画がBCPであること、災害発生時の対応だけでなく、平常時に行うべき業務も含む必要がある事等を御講演いただきました。
 参加者からは、BCPの重要性について理解を深められる、有益な学びであったとの声が聞かれました。
〖パネルディスカッション〗
 【パネリスト】高松市総務局危機管理課
        高松市健康福祉局 健康福祉総務課
        日本赤十字社香川支部 事業推進課長 大林武彦氏
        香川県社会福祉協議会 法人振興課主任 三木貴子氏
        訪問看護ステーションあした 所長 鎌野倫加氏


 高松市の各担当課からは、災害に関する対応や避難経路及び計画について発表がありました。
 次に、日本赤十字社の大林氏からは、日本赤十字社の救護活動についてや、実践研修等についてお話いただきました。
 香川県社会福祉協議会の三木氏からは、香川県と災害派遣福祉支援ネットワーク協議会が協定を締結して発足した「DWAT」について説明いただきました。
 訪問看護ステーションあした所長の鎌野氏からは、能登半島地震の被災地からWEBで参加いただき、被災地での現状や復興に向けての地域支援についてお話いただきました。

 最後に、講師の本田先生から、各職場で多職種がプロフェッショナルとして取り組んでいる防災活動について、一般市民に分かりやすく伝えてほしい。
 災害時において、外部からの支援を受入れるためには、平常時から多職種連携を構築し、受援力を強化することが重要である。
 防災基本計画には、防災の基本は自助であることが明記されている。多職種は、支援する側であるが、自分の命を守って、その後の支援に活かしてほしいとの助言をいただきました。
多職種連携研修会アンケート結果 1
多職種連携研修会アンケート結果 2
多職種連携研修会アンケート結果 3
前画面へ戻る